Waste Not Want Not

「自然界に、捨て去られるものなど存在しない。このことに気がついたことは、ちょっとした衝撃でした。今まで廃棄されていたものをもう一度見つめ直し、それを“資源”として生まれ変わらせるには? クリエイティビティとクラフツマンシップを用いて、循環型で廃棄物を生み出さないファッションを成立させるには? それは、これから私たちが一歩を踏み出さなくてはならない旅、しかも速度を増していかなければいけない旅なのです」。

アニヤ・ハインドマーチ

Introducing new recycled nylon

ものづくりの過程に循環という考え方を採り入れる方策として、ナイロンを用いたアイテムに、これからは再生ナイロンである『ECONYL®:エコニール』を用いることにしました。従来より販売を継続しているモデルに関しては、在庫がなくなり次第、新たな素材へと切り替えていきます。

『ECONYL®:エコニール』は、役目を終えた漁業用の網や、カーペット工場やファブリック工場などからの廃棄物、これらを集め、洗浄し、新たなナイロンとして再生します。
廃棄されるはずのナイロンから、画期的な方法により、オリジナルのナイロンと遜色のない純度の高いナイロンが生まれ、これをナイロン糸として生成します。
この糸から生まれたファブリックを、バッグやアクセサリーに用いていきます。

The Patchwork Collection

毎年、ファッション産業が廃棄するテキスタイルは、およそ9,200万トンに上るといわれます。それは、毎秒ごとに世界のどこかでテキスタイルを積んだゴミ収集車がゴミ処理場、あるいは焼却場に向かっているということ。不良在庫、廃棄物にまつわる問題は深刻です。まずは、すでにあるものをいかに再利用するか、その答えがこのパッチワークのコレクションなのです。

レザーは1枚ずつサイズも形状も異なることから、昔から中央の大きな部分をバッグに用い、残りの部分はストラップやハンドルなど小さなものに利用して、さらにその残りは廃棄されていました。2017年の国連発表によると、1年間に廃棄される端布(はぎれ)状のレザーは80万トンに上ります。

このパッチワークのコレクションは、こうした「慣習」に反し、できる限り多くの部分を無駄なく用いるようにしています。

レザーのパッチワークを美しく仕上げることは、なかなかに難しく、高い技術をもつトスカーナ地方のひとにぎりの工房のひとつにたどり着きました。

How It’s Done

厚みの異なるさまざまなレザーを均一の厚さに削ぐことからはじまり、レーザーで切りそろえ、これらをフラットになるよう貼り合わせ、パネルを作成します。

そして、パッチワークを縫う作業を、コンピュータで制御した機械まかせにすることはできず、熟練の技術者が最初から最後までひとつずつ注意深く進めなくてはなりません。

Made-to-order I Am A Plastic Bag Tote

私たちは『Waste Not, Want Not(ムダなく使えば、こと足れり)』プロジェクトとして、今手もとにあるものを資源として活用し、廃棄物を減量することに取り組んでいます。今回、『I AM A Plastic Bag』を素材に、新たな取り組みを開始いたします。

『I AM A Plastic Bag』、4色の端布(はぎれ)状のファブリックをパッチワークに用いたトートです。ハンドル、トリミング、そしてロゴにはダーク・オリーブのレザーを用いています。また、ムダを省くという観点から、ご注文をいただいた数量を生産する方式とさせていただきます。

捨て去られていたかもしれないペットボトルを活用したファブリック、そして、そのファブリックをムダなく使うこと。それを可能にしたクラフツマンシップを実感していただける、そんなトートが誕生しました。

私たちは、アニヤ・ハインドマーチというブランドとそのビジネスが、サステイナブルであることをめざします。
そのうえで、私たちは「Positive Luxury」に対し、「Butterfly Mark」を申請し、これを受理しています。

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