“このところ、私が夢中になっていることは、幾何学的なものとアートの関係性について。いずれも視覚に訴えるこの2つは、「パターン」「かたち」「色」から成り立っているのだけれど、これらはそもそも、私を突き動かしてきたものたち。

まずは、シンプルな円――おそらく、最も魅力を秘めた幾何学的形状――からスタートして、繊細な工芸的な技法と先鋭的な技術を用い、やや複雑な形状を作り出すことにトライ。それは、レザーワークにおける方程式を解いていく、そうしたことだったのかもしれません。”

アニヤ・ハインドマーチ